こんちゃっぴ!ひとっぴです。
ホームセンターや園芸用品店などで見かけるホームたまねぎ。
ホームたまねぎを植え付ける畑はどの様な準備をすればいいの?普通のたまねぎの畑との違いはある?プランターでの準備のやり方は?畑の準備の悩みの声が多く聞こえてきます。
私は就農時から12年、ホームたまねぎを種から栽培しています。
このページを読めば「ホームたまねぎを植え付ける畑の準備について知っておきたいこと」と「プロの農家が行う準備の仕方や目線」が全て分かりますので、ぜひ最後までご覧ください。
(ここではタキイ種苗のシャルムについて解説します)
- ホームたまねぎの栽培を検討中の人
- ホームたまねぎの栽培で苦労した経験がある人
- 専業農家の畑の準備のやり方を知りたい人
【これ絶対!】昨年ホームたまねぎを栽培した場所には作らない
たまねぎは連作障害が発生しにくい野菜とされています。連作障害とは、土壌中の成分バランスが崩れて生育不良を起こすことです。
ではなぜ、連作障害が発生しにくいのに、昨年ホームたまねぎを栽培した場所を避けるのかというと、ネダニの発生を防ぐためです。
ダニは植物を栽培するうえで大敵です。ホームたまねぎを栽培するに当たってはネダニが発生します。
一度栽培するとその場所にはネダニが発生します。被害がなくてもいます。
- 球根から芽が出ない、芽が出るのに時間がかかる
- 葉が大きくならない、葉の枚数が増えない
- 球が肥大しない、球が腐る
土壌消毒を行っても完全にはいなくならないので、その場所での栽培はおススメしません。
少なくとも翌年は、同じ場所での栽培は避けましょう。
種から球根を作る場合、球根を作る苗床も毎年場所を変えることをおススメします。
ネダニの影響で大きな被害を受けた経験があるっぴ。。。
ダニのことを甘く見ないことが大事だっぴよ!
【丁寧に】畑を深く耕す
畑を深く耕すことで根が長く伸びることができます。
表面だけ柔らかく耕した畑にホームたまねぎをの球根を植え付けても、根が伸びず上手く生長しません。
- 葉が大きくならない
- 葉の枚数が増えない
- 球が肥大しない
耕す深さが足りずに根が伸びず、苦い経験をしたことあるっぴ。。。
土の表面から20㎝以上は耕すようにしてっぴ!
【フカフカの土】排水性が良く柔らかい畑を作る
ホームたまねぎは暑い8月後半から球根を植え付けて栽培します。
暑い時期に必要以上の水分が土の中にあると球根が腐れる原因になります。
排水性が良く柔らかい畑にするために堆肥を土に混ぜ込みましょう。
- 土の中に細かな隙間がたくさん出来る→適度に水と空気を含んだ畑になる→排水性の向上
- 細かな隙間が出来ることで土が柔らかくなり、根が伸びやすくなる
畑の排水性や通気性を向上させるには、植物性の堆肥がオススメです。
下記が主な植物性の堆肥の種類になります。
- 腐葉土
- わら堆肥
- もみ殻堆肥
- バーク堆肥
排水性を高めるために畝の高さを20㎝程にして栽培するのもオススメっぴ!
元肥に栽培に必要な肥料を全て投入し追肥無しで行います。→生育前半で球の肥大に必要な葉の枚数を確保するため。肥料が生育終盤に残っていると、球が肥大しなかったり、青立ちする原因になります。
畑1㎡あたり→堆肥2-3㎏、石灰50-150g 化成肥料(N10-P10-K10)100-200g ※土質で調整して施してください。
【オススメ】地温上昇を防ぐ工夫をする
ホームたまねぎ栽培の問題となるのが夏の高温です。
高温対策として白黒のマルチシートを使うことをオススメします。
白黒マルチシートとは、「表面が白」で「裏面が黒」のマルチシートです。
- 地温上昇防止効果
- 土の乾燥を防ぐ
- 雑草の発生を防ぐ
- 土が柔らかい状態を保てる
ひとっぴは、画像の穴あき白黒マルチを使っているっぴ!
両面黒のマルチシートの使用はオススメしません。両面黒マルチだと地温が上昇してしまいます。
- 球根から芽が出にくくなる
- 球根の腐敗の原因になる
- 根が傷む原因になる
- 生育の妨げになり、球の肥大に必要な葉の枚数を確保できない
マルチシートを使わない場合、球根の植え付け後に
- 土の表面にもみ殻を敷きつめる
- わらを敷く
などの方法でもマルチシートと同じ効果があります。
資材をうまく使って栽培していくっぴ!
【まとめ】
ホームたまねぎ栽培に取り組むなら「タキイ種苗のシャルム」がオススメです!
生育が安定していて高品質のたまねぎが収穫できます。
私はシャルムでないと、ホームたまねぎ栽培には取り組みません!
皆さんもシャルムを使ってホームたまねぎ栽培に取り組んでみてください!
タキイ種苗さんからお金を貰って紹介しているわけではないっぴよ!
本当にオススメだから紹介しているっぴ!
最後まで読んでくれてありがとうございましたっぴ!
畑の準備もとても大事だっぴね!
楽しみながら準備に取り組んでっぴよ!
これから詳しいページをどんどん追加していくので楽しみにしててっぴ!
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