こんちゃっぴ!ひとっぴです。
夏に球根を植え付けて栽培するホームたまねぎ。
一般的なたまねぎと違い、暑い時期の栽培になります。
芽が出てからはどのような管理をすればいいの?ホームたまねぎならではの栽培ポイントってある?そんな悩みの声も多く聞こえてきます。
私は就農時から12年、ホームたまねぎを種から栽培しています。
このページを読めば「ホームたまねぎ栽培中に気を付けたいこと」と「プロの農家が行うホームたまねぎの栽培方法」が全て分かりますので、ぜひ最後までご覧ください。
(ここではタキイ種苗のシャルムについて解説します)
- ホームたまねぎ栽培で悩んでいる人
- ホームたまねぎ栽培で失敗したことがある人
- プロの農家が行う栽培方法を知りたい人
土の過度の乾燥を避ける
土に水分が無い状態が長く続くと、生長が進みません。
雨が長い期間降らなかったり、降水量が少ない時は水を与えましょう。
畝に被覆しているマルチシートに水が入りやすくなるように、切れ目を入れるのも効果的です。
生育前半の水不足は、葉の枚数不足に繋がり、球が肥大しない原因になります。
生育後半が水不足だと、球の肥大が進みません。
畑の水分状態に気を配りながら、栽培に取り組みましょう。
球根の植え付けから球の肥大完了まで水分不足に注意するっぴ!
葉を食べる害虫のイモムシに気を付ける
ホームたまねぎの最大の敵は、葉を食べる害虫のイモムシです。
特に生育初期に被害を受けないようにしましょう。
私は虫対策として、農薬散布と手で捕るを行っています。
農薬散布のポイント
1回目は球根から芽が出揃う前に行います。
卵にも効く薬剤があるので、先手先手の農薬散布が効果的です。
1度目の農薬散布が遅れると害虫の被害が無くならないのでタイミングを逃さないことがポイントです。
満月、新月のタイミングで、卵が孵化します。
害虫が多いタイミングで効果的な農薬散布を行いましょう。
害虫を手で捕るポイント
農薬散布を行っても害虫の生き残りがいます。
畑を見回って生き残りの害虫を潰したり、畑の外に持ち出します。
害虫は葉の先端や折れ曲がった葉の裏側に多くいます。
葉の先端の中にいる場合は、葉の先端ごとちぎって畑の外に持ち出しましょう。
昔は卵に効く農薬が無かったので虫取りばかりやってたっぴ。。。
台風襲来時に葉が吹き飛ばされないようにする
ホームたまねぎは夏に栽培するので台風の影響を受けます。
台風で葉が吹き飛ばされると葉の千切れた部分が傷み、たまねぎの内部に腐れが入ることがあります。
葉と球は繋がっていることを意識してください。
葉が飛ばされないように防風ネットを被せたり、プランター栽培では室内に移動させましょう。
防風ネットを被せると、畑に被覆しているマルチシートも飛ばされないので安心です。
台風通過後、防風ネットを外す時に、ネットに葉が引っかかって千切れることがあるので、ネット回収の際も気を配ってください。
台風通過後は、殺菌剤を散布して葉の痛みを最小限に留めましょう。
台風は農業の大敵なので必ず対策をするっぴ!
日本に台風が来ませんように!(切実!)
葉面散布でカルシウムを与える
定期的にカルシウムを施すことによって、球が締まり品質が向上します。
球が締まっても食感が硬くなることはないので安心してください。
9月中旬頃から、2週間に1度のペースで施すのが理想です。
球が肥大している10月下旬には必ず施してください。
10月下旬にカルシウムを与える理由
球が締まったホームたまねぎは、11月に収穫して翌年2月前後まで保管できます。
冬場の新たまねぎは貴重なので需要もあります。
長期間保管できるように品質向上に努めましょう。
葉に水分が多い状態で収穫すると、保管中に球の葉の切り口から水分が出てきます。
葉の切り口から水分が出なくするには、「10月下旬にカルシウムを葉面散布する」+「葉が倒伏してから収穫する」ことが効果的です。
10月下旬にカルシウムを与えるのが収穫する前の最後の仕事だっぴ!
まとめ
ホームたまねぎ栽培に取り組むなら「タキイ種苗のシャルム」がオススメです!
生育が安定していて高品質のたまねぎが収穫できます。
私はシャルムでないと、ホームたまねぎ栽培には取り組みません!
皆さんもシャルムを使ってホームたまねぎ栽培に取り組んでみてください!
タキイ種苗さんからお金を貰って紹介しているわけではないっぴよ!
本当にオススメだから紹介しているっぴ!
最後まで読んでくれてありがとうございましたっぴ!
気を付けたいポイントを押さえてホームたまねぎ栽培に取り組んでみてっぴね!
これから詳しいページをどんどん追加していくので楽しみにしててっぴ!
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